過敏性腸症候群とは。私の事例をもとに症状と原因と治るまでの話を紹介します。

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私は長い期間、過敏性腸症候群に苦しみました。

私が診断された当時は「過敏性大腸炎」とか「過敏性大腸症候群」と呼ばれてたんですけど、今では過敏性腸症候群(IBS)と呼ぶのが一般的なようですね。

最近、同じ症状で悩んでいる後輩がいまして、自分も同じように悩んで苦しんだ時期があったな、と思い記事に書くことにしました。

この記事の注意事項としまして、「便」に関することがたくさん出て来ますので、苦手な方は気を付けてお読み下さいね。

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過敏性腸症候群とは。

過敏性腸症候群という病気をご存じではない方に簡単に紹介します。

過敏性腸症候群(かびんせいちょうしょうこうぐん、英語:Irritable Bowel Syndrome、略称:IBS)は、主として大腸の運動および分泌機能の異常で起こる病気の総称。検査を行っても炎症や潰瘍といった器質的疾患が認められないにもかかわらず、下痢や便秘、腹痛、ガス過多による下腹部の張りなどの症状が起こる。

-ウィキペディア「過敏性腸症候群」よりー

私自身、まさしくここに書いてあるような症状でした。

特に下痢の”回数”が多かったですね。

それに伴う腹痛もありましたが、いわゆる下痢のときの便意に伴う腹痛です。とにかく便を出せばすっきりする腹痛でした。この痛みもつらいんですよね。

それは思春期にはじまった。

私が過敏性腸症候群で悩み苦しんだ時期は、中学1年生から高校3年生までの6年間です。

少し記憶が曖昧ですが、小学校のときは過敏性腸症候群で悩んだ記憶がありません。
もしかしたら覚えてないだけかも知れませんが。

当時、中学校といえば、大便に行きたくても行けない雰囲気が漂っていました。

仮に行ったことがばれると「うんこ」に関するあだ名が付けられるという感じですね。まあ、そんなことを気にしないつわものは、関係なくトイレに行くんでしょうけど。

私はそんなことが気になるタイプでしたので、学校で大便に行くのは避けていました。

ということはですよ。

学校に行く前に、家で便を出し切っていないとダメなんです!

これが私にはすごくストレスでした。

便を出し切るなんて自分でコントロールできないんですよ。

家ではスッキリ出したつもりで学校に行くんです。でも便意に襲われるときは学校でもどこでも関係なく襲われます。

しばらくすると、便が下痢状になってきました。そして、何回もトイレに行きたくなることが増えて来ました。

でも学校では絶対にトイレに行きたくない!

その葛藤と戦い、授業中は腹痛と戦い、次第に学校に行くのが嫌になりました。

でも中学校時代は不登校になるようなことはありませんでした。この時代の記憶も曖昧なところがありますが、なんとか下痢と腹痛と戦いながら中学3年間を終えました。

本格的に苦しんだ高校時代。

高校に進学して不安だったことは、やっぱりトイレのこと。

中学校と違って、高校は大便でも平気で行ける環境ならいいなと思いましたが、そんなことはありませんでした。

本当、女子に生まれたかったと思いましたね。

女子だったら、小のふりをして、大を出せるんじゃないかと。まあ、こんな妄想には意味は無いんですけど、そんなことを考えたりもしました。

とにかく朝の授業が地獄の時間なんです。

このころは一日に何回も腹痛(便意)が襲って来てました。我慢せずにトイレに行ったとしたら、一日平均して5回から10回ぐらいはトイレに行ってたはずです。

特に予兆もなく、突然、腹痛が襲ってきてトイレに行きたくなるんです。

もうこれね、なぜかこうなっちゃうんですよ。

それなら、朝早く起きればいいんじゃないか?いつもより1時間とか2時間とか早く起きれば、家のトイレですっきりできるんじゃないか?と思いますよね。

そんなものは中学のときから試しました。早く起きて、トイレで最後まできれいに出るようにお尻を何分間も振るのは日課でした。

ところが、決まってトイレに行きたくなるのは授業中なんです。

高校の途中からは、午後から学校に行くことも増えました。

お昼からの授業だと腹痛が襲ってこないわけではありません。でもお昼から行くと、腹痛を我慢する時間が短くて済むわけです。

幸い、昼から学校に行ってもクラスメートはあんまり気にしてませんでしたね。だからこそ昼から学校に行ってたというのもありますが。

一応、進学校でしたし、私も進学希望だったので、内申書などが気にはなるのですが、そういった学校からの評価に構う心の余裕はありませんでした。

「トイレを我慢」と何回も書きましたけど、我慢できずにトイレに行ったことはありますよ。
我慢できないレベルの腹痛が襲って来た日には、トイレに行くしかありませんからね。

そんなとき私が取ってた作戦は、教員専用のトイレを使うこと。
先生と生徒のトイレは違いましたので、こっそり先生たちが使うトイレを使っていました。

こうすれば、クラスメートや友だちに見つかる可能性が少なかったからです。

でもドキドキでしたね。やっぱり先生たちが使うトイレを勝手に使うのは望ましい行為ではないですし。

とても耐えられない腹痛が襲ってきた時にトイレに行くと、当然、下痢なのですが、出るのはいたって少量なんですよね。

たったこれだけの量が、あんなに痛みを与えてたのか…とガックリしたことは数えきれないほどあります。

こんな感じで過敏性腸症候群とともに、高校時代の3年間を過ごしたわけです。

解放された大学時代。

高校を卒業して、大学に進学したのですが、正直、待ちに待ったキャンパスライフでした!

だって、大学はいつでもトイレに行けるでしょう!

トイレに行けない環境だった6年間が終わって、大学という環境は天国に思えました。

教室を抜けにくい授業もありますけど、ほとんどの授業がトイレに行ってもばれません。

この「いつでもトイレに行ける」という心の余裕が、高校までのひどい腹痛から私を徐々に解放してくれました。

そういえば書いていませんでしたが、これだけ腹痛と下痢に悩まされたので、中学生の頃からきちんと病院の診察は受けてました。

そして過敏性腸症候群と診断されていたんです。

色んな薬も飲みました。色んな食品も試しました。生活スタイルの改善も試みました。

ですが、私を過敏性腸症候群の苦しみから解放してくれたのは、いつでもトイレに行けるという環境だったんです。

トイレに行けない、という心理的なプレッシャーがストレスとなり、大腸に刺激を与えていたんだと思っています。

社会人になって。

そうして現在ですが、過敏性腸症候群に悩んでいるかというと、もちろん悩んでいません。

いつでもトイレに行ける職場で働いていますからね。

就職先によっては、トイレに行けない環境だったかも知れませんから、そう考えるとゾッとしますね。

なぜ、ゾッとするのか。

結局のところ、私は他の人よりトイレに行く回数が多いんです。

朝に1回トイレに行けばOK!なんて信じられません。

最低でも2回。平均すると3回はトイレに行ってると思います。もちろん大きい方の話です。

そのため、小さいころから今でも変わらずに不安になるものがあります。何かというと、

電車に乗ること。

もちろんトイレがある新幹線とかなら問題ないんですけど、普通の電車でしたら1時間乗るというのも不安です。

学生のころは電車に乗るのが本当に嫌で、途中で耐えられない腹痛に襲われて、途中下車して駅のトイレに駆け込んだことが何回もあります。

最近は電車に乗る機会も少ないですし、以前ほどのプレッシャーはなく電車に乗れるようになりました。

バス旅行とかは正直勘弁して貰いたいですが、ああいうのは意外とこまめなトイレ休憩があるので比較的大丈夫なんですよね。

まとめ

中学から高校時代の6年間は文化祭や体育祭の思い出もしっかりありますが、過敏性腸症候群で苦しんだことも忘れられません。

大学生になってからは徐々にその苦しみから解放されて、すごく明るい気持ちになったことも覚えています。

社会人になってからは特別な不安はなくなりました。
でも自分が働く職業についてはその点を考慮しましたね。

例えば電車やバスの運転手はトイレに行けなさそうなイメージがありますので、そういったトイレに行けない仕事には就けないな、と意識してました。

私の後輩を含め、過敏性腸症候群で悩んでる人はたくさんいると思います。

でも症状も原因も人それぞれですから、簡単にこれが原因、これで治る、というようなものではありません。

私の場合は、そもそも一日で便を出す回数が多いことが原因だと思います。
そして、トイレに行けない環境だったから、下痢にまで悪化したんじゃないでしょうか。

自己分析の原因はこれなんですけど、実際には違う原因だったかも知れません。

本当の原因は、本人にも分からないんですよ!

数回受診しただけの医者に原因を解明してくれと言っても、無理な話だと思います。
でも、病院ではしっかり検査して、体に異常がないかをきちんと調べましょう。

環境に原因がある場合は、自分で変えるしかないんですよね。

私の学生時代は過敏性腸症候群のために、遅刻、早退、欠席が多くて、内申書はボロボロだったと思いますが、そんなことを気にしない!というのが自分を守るスタンスでした。

両親に、「サボりたくてこういう行動をとっているんじゃない。腹痛と下痢に耐えられないんだ。」ということをきちんと説明したら、理解してくれました。

私が何時に学校に行こうと、文句ひとつ、嫌みひとつ、言われませんでした。

周囲の理解を得られなかったらきついですよ。

「学校をさぼるな!下痢ぐらいなんだ!這ってでも学校へ行け!」と言われてたら、さらに悪化してたと思います。
もしかしたらスパルタ療法が功を奏して完治してたかも知れませんが…

私にとっては親の理解はすごくありがたかったですね。

死に直結するような病気ではありませんが、本人には悩みや苦しみがあります。

本当、朝一回の快便で済む人たちが羨ましいなと今でも思います。

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コメント

  1. 通りすがりの者 より:

    自分以外にもこういう方がいると知ると安心しました
    結構救われました

    • リョウ より:

      なかなか言えない悩みですよね。。。
      私も同じような症状の人がいると安心した気持ちになります。