エアロスミスを紹介するとなると、正直どのアルバムをおすすめするか悩みます。
でもね！私がすすめるならやっぱりこれしかない！
エアロスミスはボーカルのスティーヴン・タイラーとギタリストのジョー・ペリーのイメージが強いですよね。残りの３人の影が薄いなんて言っちゃ失礼ですよ。。。
エアロで浮かんでくるものと言えば、映画「アルマゲドン」の主題歌かな。あとは「踊る！さんま御殿！！」とか。とにかく色んなところで曲が使われてるからね～。
あと思い浮かぶものは、ナランチャのスタンドかな。
ジョジョが好きな人は、むしろこっちしか浮かんでこないかも(^^;)
とりあえず聴いてみれば間違いない！
今回、おすすめするアルバムはロックの爽快さを心行くまで味わえる珠玉の名盤！
アメリカのロックバンド、AEROSMITH（エアロスミス）の『GET A GRIP（ゲット ア グリップ）』です！
とにかくロックの大御所のこのバンドは聴いて損なし！アメリカンロックの爽快さに浸れること間違いなしです！
アルバムレビュー♪
「Intro」が流れ出すと、否応無く期待が膨らんできて「Eat The Rich」で爆発！！
かっこいいギターのリフから、スティーヴン・タイラーの歌が聴こえてくると、たちまち興奮状態に！最後のゲップの音が苦手な人は、そこだけ飛ばしましょうね。
このアルバムはギターのサウンドがいいですよね！しっかりギターの音が聞こえます。歪みすぎず、乾きすぎず。最高なロックサウンドです！
アルバムタイトルでもある３曲目「Get A Grip」は、味があるロックという感じ。ストレートな勢いを感じるタイプの曲ではないな。
それにくらべて次の「Fever」はど真ん中のどストレート！体を動かさずにはいられないって感じのノリノリの曲です。
こういう曲を歌うスティーヴン・タイラーは、本当に気持ちよく歌ってる感じが伝わってきて、曲の爽快さがストレートに伝わってくるんだよね。さすがです！
そして、ここでバラード「Livin’ On The Edge」という流れがたまんない！なんかアルバムの流れにぴったりの曲です。
「Shut Up And Dance」の軽快なギターにのった後は、素晴らしいバラードである、９曲目の「Cryin’」と１１曲目の「Crazy」にじっくり浸りましょう。。。名曲です。
ノリのいい「Line Up」とボーナストラックの「Can’t Stop Messin’」を聴いたあとは、アルバムを締めくくる「Amazing」。
アルバムの最後の曲は、インストの「Boogie Man」なんだけど、個人的には「Amazing」で終わったほうがいいと思う。
イントロ（Intro）から始まるアルバムだから、「Boogie Man」は単なるアウトロ（Outro）と捉えてますけどね。
「Amazing」ではストリングスとピアノが曲をひきたてています。今更だけど、スティーヴン・タイラーはロックもバラードも見事に歌いこなしますよね。
初期の頃の若いエネルギーが詰まったアルバムも良いんですけどね。この年齢で、このタイミングで、こんなすごいアルバムを作るのか！と驚きましたよ。
ロックに年齢は関係ないって、エアロスミスが証明してると思います！
曲リスト♪
1. Intro
2. Eat The Rich
3. Get A Grip
4. Fever
5. Livin’ On The Edge
6. Flesh
7. Walk On Down
8. Shut Up And Dance
9. Cryin’
10. Gotta Love It
11. Crazy
12. Line Up
13. Can’t Stop Messin’（ボーナストラック）
14. Amazing
15. Boogie Man
まとめ
スティーヴン・タイラーと言えば、映画「アルマゲドン」にも出演していたリヴ・タイラーのお父さんです。親子関係を調べるとちょっと複雑な感じですけどね。でもすごい親子であることは間違いない。音楽の話とは関係ないけど。。。
『Get A Grip』はエアロスミスの数あるアルバムの中でも、傑作の一つです。
エアロスミスに興味がある人はベスト盤から入るのもありですけど、
でも『Get A Grip』はベストに負けないクオリティーですよ！！
それにベストには「Eat The Rich」が入ってませんからね～。
私にとっては、それだけでも『Get A Grip』が外せないアルバムとなるわけです。
ちなみにこの記事を書いている今は頭の中で「Rag Doll」が再生されてます。
思い出すだけでかっこいいわ。『Get A Grip』には入ってませんけど・・・