最近、漢字を書くことがめっきり減りました。そもそも字を書くこと自体が少なくなりました。普段はパソコンやスマホを使いますからね。
たまに漢字を書くと間違っていないか、不安になることがありませんか?
漢字の書き間違いって、地味に恥ずかしいです。
難しい漢字は間違えても仕方ないですが、簡単なはずなのに間違えてしまう漢字もありますよね。
今回は私の実体験として間違えやすい漢字を集めてみました。間違えて覚えてたりしますから、一度チェックしてみてはどうでしょう。
書き間違えやすい漢字をまとめました。
漢字に自信がある人も間違えて覚えているかも知れないですよ。漢字のテストと思って実際に書いてみるのも面白いと思います。
かんぺき
記事のタイトルにも書いた「かんぺき」という漢字です。これって結構間違ってる人多くないですか?
間違えるパターンは「完壁」です。壁(かべ)になってる間違いです。
かべは「へき」とも読みますし、漢字も似てるから間違えやすいんでしょうね。
正解は「完璧」です。
壁ではありません。下の部分が土ではなく玉です。
しゃれ
おしゃれとかダジャレという漢字に使う「しゃれ」です。
間違えるパターンは「酒落」です。酒(さけ)という漢字になってる間違いです。
正解は「洒落」です。酒と違って横棒が一本ありませんのでご注意を。
ざんまい
ざんまいと言えば、寿司ざんまいが思い浮かびますね。その「ざんまい」を漢字で書いてみましょう。
「三味」
おしい!唐辛子にありそう!
正解は「三昧」です。左側が「口」じゃなくて「日」なんですね。こういうちょっとした部首の違いって間違えやすいポイントです。
せいせき
間違えやすいのが「成積」です。正解は「成績」です。
部首が「のぎへん」ではなく「いとへん」が正解です。
ふんしつ
間違いは「粉失」です。正解は「紛失」です。
これも意外と間違ってるのを見かけます。「米」と「糸」の違いです。
よく使う漢字は粉(こな)の方ですので、間違えてしまうんでしょうね。
ぶんせき
正解は「分析」です。
これの間違いで見かけるのが「分折」となっているパターン。「きへん」が「てへん」になっていて、折れたことになってるんですよね。
はかせ
正解は「博士」です。
この漢字の間違えやすいポイントは「専」という漢字には右上に点がありませんが、「博」の場合は右上に点が必要です。
おぎわら
これは人名の間違えやすいパターンです。正解は「荻原」です。
よく見かける間違いは「萩原」です。こちらは「はぎわら」さんですね。
おぎわらさんとはぎわらさんの漢字は似てます。でも名前を間違えるのは失礼ですから、両方ともきちんと覚えておきましょう。
ぼしゅう
正解は「募集」ですね。
「募」は間違えやすい漢字だと思います。
一番多い間違いは「力」じゃなく「刀」になってるパターンです。
こういう風に、突き出る、突き出ないという間違えは要注意ですね。
ウーロンちゃ
この間違いを見かけたら結構笑えます。
間違いパターンは「鳥龍茶」です。「ちょうろんちゃ」になってる間違いです。
正解は「烏龍茶」です。
鳥(とり)じゃないんです。烏(からす)なんです。棒が一本ないんですよ。
こけらおとし
まあ、これを漢字で書くことは少ないですよね。しかし、とても間違えやすいので、最後に紹介する漢字はこれにしました。
正解は「杮落し」です。
杮(こけら)です。柿(かき)ではないんです。何が違うのか分かりませんよね。見た目じゃ分かりにくいですもんね。
柿(かき)は「亠」と「巾」という漢字が組み合わさってます。それに対して杮(こけら)は真ん中の縦の棒が一直線に繋がっているのです。
まあ、パッと見で間違いに気付く漢字でもありませんが、違いを覚えておきましょう。
おまけの漢字
書き間違えやすい漢字を紹介してみましたが、こういうのも間違えそうになりませんか?
「春」や「券」の右側はどこから引っぱってくるんだっけ?
「機」という漢字は点がいるんだったっけ?
「凍」という漢字は「さんずい」だったっけ?「にすい」だったっけ?
微妙なところを間違えてしまうことってありますよね。でも間違えると恥ずかしい。。。
「ころもへん」と「しめすへん」なんて間違えやすい代表ですよ!
でもこの辺りをきちんと覚えておくと、できるヤツと思われるかも知れませんね。
まとめ
書き間違えやすい漢字のまとめはいかがだったでしょうか?
意外と間違えて覚えてたりしてませんでしたか?
私は小さい頃、「悪」という漢字の上の部分を、「要」という漢字の上の部分と混同してました。何度か書き間違えたことがあります。今、思えば恥ずかしい間違いです。。。
このように小さい頃に間違えて覚えたことが、ずっと修正されずに今に至るパターンもありますからね。
せっかくですから、間違えやすい漢字の読み方も是非一緒に覚えてください。
なにかのタイミングで間違いに気付いたら、正しい情報をきちんとインプットしましょう!
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コメント
記事中に「良く書く」と書かれていますが、頻度を表す場合「良く」という漢字は使いませんよ。
「よく」とひらがなで書きます。
コメントありがとうございます。
ご指摘頂き調べてみました。
「よく」という平仮名表記が望ましいですね。
ご教示いただきありがとうございました。