イタリアンのお店の名前で見かけるリストランテ、トラットリア、オステリア、バールの違いを知っていますか?

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最近、美味しいイタリアンのお店を探すのにはまってます。

でも、なかなか見つからないんですよね。
私が住んでいる地域にたくさんのお店がない!というのが一番の理由なんですけど。

イタリアンのお店を探していると、リストランテ、トラットリア、オステリアなどの名称が付いたお店と出会います。

そういった名称について、ぼんやりとした自分のイメージは持っていましたが、気になって調べて見ましたので、まとめておきたいと思います。

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お店の格付けのようなものです。

リストランテやトラットリアという名称で、何となくお店の格付けや高級感が分かるんです。
記事タイトルにも書いた4つを高級な順番に並べるとこうなります。

リストランテ > トラットリア > オステリア > バール

順番でいけば、リストランテが一番高級なイタリアンを食べられるお店ということになります。そしてバールが一番庶民的なお店ということになりますね。

ですが、本当にそうなっているかというと、違います!

リストランテという名称が入っているお店でもリーズナブルで親しみやすいお店もありますし、トラットリアでもすごく高級志向なお店もあるんです。

一概に名称だけでお店の格付けが分かるものではない、というのが正解なんです。

一応の目安として知っておこうというぐらいがちょうどいいです。
リストランテに入るときは、お会計が高いかもな~、ドレスコードがあるかもな~と想定出来るようにはなりますからね。

それぞれのお店の違いについて。

明確に区分するのは非常に難しいのですが、私のイメージと色々と調べた結果をまとめてみました。ご参考にどうぞ。

リストランテ

一言で言えば、レストランです。
超高級なレストランもあれば、大衆的なレストランもあります。
ドレスコードがある店もありますから、リストランテに行く前には要確認です。

トラットリア

分かりやすく言えば、大衆レストランもしくは大衆食堂です。
大衆とは言っても高級なお店もあります。トラットリアであれば大体のお店でコース料理を楽しむことができると思います。

オステリア

一言で言えば、こちらも大衆食堂です。
トラットリアよりも庶民的で、居酒屋の雰囲気といったところでしょうか。とは言ってもこちらも高級なお店もありますよ。

バール

分かりやすく言えば、喫茶店もしくは酒場です。
コーヒー(エスプレッソ)やワインを楽しみながら、軽食をつまむようなイメージですね。
私が知ってるバール○○というお店は、普通にイタリアンが食べられるお店です。

その他

お店の名前では、ビストロとかタベルナとかも目にします。

ビストロ

ビストロとはフランス語で大衆食堂というような意味です。
ビストロと付いたお店でも高級な場合もあります。それ以前にフランス語だからと言ってフレンチとは限りません。イタリアンなのにビストロという名称を使っているお店も結構多いように感じます。

タベルナ

タベルナもしくはタヴェルナは、イタリア語で食堂というような意味です。
ギリシャ語でギリシャ料理のお店という意味もありますから、タベルナという表記だけでは、どんな料理を出す店なのかは分かりませんね。

まとめ

イタリア料理のお店の名前でよくみかける表記についてまとめてみました。

結論を書くと、

表記だけで格付けや高級さをはかることは出来ません。

それぞれに明確な線引きはないので、値段の違いが分かるわけでもなく、料理の種類も分かりません。ましてや美味しいかどうかは自分の好みもありますからね。

でも、目安となるような定義を紹介しましたので、イメージしやすくはなったんじゃないでしょうか。

私がイタリアンの美味しいお店を探すきっかけとなったのは、この漫画の影響です。

最近、あらためて読んでいたら、漫画の中の料理がすっごく美味しそうに見えたんですよね!
マンガの舞台はトラットリア「バッカナーレ」というイタリア料理店です。

お店の雰囲気を楽しみながら、豪快にイタ飯を喰らって、ワインで流し込む。そんな食べ方をマンガで読んでたら、すっごく食べたくなったんですよ!

というわけで、私が探しているお店はバッカナーレのようなお店なのでした。