毎年、お盆の時期になると、今年のお盆休みの期間はいつからいつまでなんだろう?と気になりますよね。
そこで、一般的にお盆と言われる期間と、2018年のお盆休みについてまとめてみました。
また、そもそもお盆とはどういうものなの?という方のために、お盆についての基礎知識も分かりやすく説明します。
2018年のお盆休みの期間はいつからいつまで?
一般的なお盆の期間とは
まず、一般的なお盆の期間とは、8月13日から8月16日の4日間です。
(地域によっては異なる場合もありますのでご注意ください。)
8月13日 盆入り(先祖の霊を迎える日)
8月16日 盆明け(先祖の霊を送り出す日)
このような日程で、ご先祖様を迎えて、送り出すことになります。
2018年のお盆休みとは
それでは、2018年のカレンダーでお盆休みを確認してみましょう。
お盆休みが6日間のパターン
上記のように、一般的には8月11日から8月16日までの6日間になりそうです。
祝日の山の日が土曜日になっているのが、もったいないような気がします。でも6連休もあれば色んな計画が立てられますよね。
お盆休みが9日間のパターン
会社によっては、8月17日も休みとして、8月11日から8月19日までの9日間がお盆休みという大型連休のところもあるようですね。
17日が出勤の場合でも、その日を有給休暇にして、「9連休で旅行!」なんていう人もいることでしょう。大型連休は楽しまないともったいないですもんね。
お盆休みが2日間のパターン
そんな中、官公庁や銀行などは原則として休みは土日だけとなっています。8月11日と12日の2日間がお盆休みというわけです。
そういう方は、お盆の大型連休が無いかわりに、時期をずらして連休を取ったりするケースも多いようです。
お盆とは
お盆について簡単にまとめてみましたので紹介します。
お盆の行事
お盆とは祖先の霊を供養する行事のことです。
ご先祖様がお家に帰ってくるので、お迎えして、お祀りして、送り出すという流れになります。
お盆という名称は、仏教用語の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」を省略したものです。
お盆の日程
お盆の行事は、旧暦の7月15日に行う地域もありますし、新暦の7月15日に行う地域もあります。
ここでは、広く行われている新暦の8月15日を例にします。
8月13日
8月13日は「盆の入り」と呼ばれます。
ご先祖様をお迎えする日です。帰ってくるご先祖様が迷わないように迎え火(むかえび)を焚きます。また盆棚(精霊棚)を飾るならこの日です。
8月14日・15日
8月14日と8月15日にご先祖様をお祀りします。
ご先祖様の供養をする日です。家族や親族で集まって法要をしたり、食事をしたりするのもこの日に行うことが多いです。
8月16日
8月16日は「盆の明け」と呼ばれます。
ご先祖様を送り出す日です。ご先祖様が帰る道を照らすために、送り火(おくりび)を焚きます。
お盆で準備するものなど
お盆は、地域や家々で行事の日程や中身が異なります。いくつか準備する事例を紹介します。
・盆棚(ぼんだな)、精霊棚(しょうりょうだな)を飾ることがあります。ちなみに盆棚と精霊棚は同じものです。
・盆提灯や、迎え火と送り火に使う、おがらと焙烙(ほうろく)を準備するところもあるでしょう。
・精霊馬(しょうりょううま)と呼ばれるきゅうりの馬となすの牛を準備する地域もあります。
・仏壇やお墓をきれいに掃除するのもいいですね。
まとめ
お盆休みの期間とお盆についてご紹介しました。
働いている人にとっては、旅行や帰省の計画ができる大型連休です。日頃の疲れを癒す期間に充ててもいいと思います。
また、お盆とはご先祖様の供養をする行事ですので、お墓参りや親族と集まって色んな話をするのもいいですね。
こういう節目の行事は、新しい経験ができたり、生活のリズムを整える機会にもなりますので、ぜひ有意義に過ごしたいものです。