ローマ字って便利ですよね。
何気なく使っているのは、パソコンでのキーボード入力です。
入力スピードにこだわる人は、ひらがなの配置を覚えて「かな入力」をした方がいいみたいですが、私はいまさらローマ字入力を変えるつもりはありません。そんなに速く入力する必要もないですし。
そんなローマ字について調べてみると、定義や歴史には深い事情がありそうです。詳しく知りたい人はWikpediaの「ローマ字」でもお読み下さい。
少しだけローマ字の話とヘボン式を表にまとめてみたいと思います。
目次
ローマ字って色々あるの知ってます?
ローマ字と言っても、ヘボン式ローマ字、日本式ローマ字、訓令式ローマ字などたくさんあります。
今、使われている主流はヘボン式と訓令式ですね。
訓令式について。
訓令式を覚えるのは簡単です。
母音の「あ・い・う・え・お」は「A・I・U・E・O」と表します。
そして行ごとに子音が決まっています。
「か行=K さ行=S た行=T な行=N は行=H ま行=M や行=Y ら行=R わ行=W」となります。
母音と子音を組み合わせて50音を表すわけです。
あとの細かいルールは省略します。
ヘボン式について。
ヘボン式は英語の発音に近いように作られたものです。
訓令式で「つ」は「TU」ですが、ヘボン式だと「TSU」になります。
小さいころは訓令式の方がなじみがありましたが、大人になるとヘボン式の方がなじみが深くなります。
理由はパスポートの表記がヘボン式だからでしょうね。
あとは、街で見かける道路標識もヘボン式です。
ローマ字のことを書いてる理由。
ローマ字という言葉の定義って色々とあるみたいですが、すごく簡単に考えていいと思うんです。
ひらがなをアルファベットで書いたもの。
これで全然問題無いですよね。
ところで何でローマ字のことを書いてるのかというと、仕事でしょっちゅう調べるんですよ!
いや、一応覚えてるんですけどね。大事な書類だと間違えられませんから、ヘボン式のローマ字をネットで調べて念のために確認するんです。
あとは、このブログですね。私はパーマリンク設定を「投稿名」にしています。
パーマリンクについてはこちらの記事をどうぞ。
自分自身で、分かりやすい投稿名を「ローマ字」で付けてるんです。
何となく不安になったら、こちらも同じように間違っていないかを確認するんです。
こんなに調べるのなら「自分で表を作っておこう!」と思ったんですね。
ヘボン式ローマ字の一覧表です!
ヘボン式ローマ字表
50音表、濁音・半濁音表、拗音表の3つにまとめました。
注意が必要と思うところには色を付けています!
50音 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
あ |
か |
さ |
た |
な |
は |
ま |
や |
ら |
わ |
い |
き |
し |
ち |
に |
ひ |
み |
り |
ゐ |
|
う |
く |
す |
つ |
ぬ |
ふ |
む |
ゆ |
る |
|
え |
け |
せ |
て |
ね |
へ |
め |
れ |
ゑ |
|
お |
こ |
そ |
と |
の |
ほ |
も |
よ |
ろ |
を |
濁音・半濁音 | ||||
---|---|---|---|---|
が |
ざ |
だ |
ば |
ぱ |
ぎ |
じ |
ぢ |
び |
ぴ |
ぐ |
ず |
づ |
ぶ |
ぷ |
げ |
ぜ |
で |
べ |
ぺ |
ご |
ぞ |
ど |
ぼ |
ぽ |
拗音 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
きゃ |
しゃ |
ちゃ |
にゃ |
ひゃ |
みゃ |
りゃ |
ぎゃ |
じゃ |
びゃ |
ぴゃ |
きゅ |
しゅ |
ちゅ |
にゅ |
ひゅ |
みゅ |
りゅ |
ぎゅ |
じゅ |
びゅ |
ぴゅ |
きょ |
しょ |
ちょ |
にょ |
ひょ |
みょ |
りょ |
ぎょ |
じょ |
びょ |
ぴょ |
ヘボン式ローマ字で注意するところ。
撥音について
「ん」はNで表記する。
(例)本田(ほんだ) → HONDA
ただし「B」「M」「P」の前では「M」で表記する。
(例)難波(なんば) → NAMBA
促音について
「っ」は子音を重ねて表記する。
(例)吉川(きっかわ) → KIKKAWA
ただし「CH」の前では「T」で表記する。
(例)一丁(いっちょう) → ITCHO
長音について
長音の「O」と「U」は表記しない。
(例)大野(おおの) → ONO
(例)佐藤(さとう) → SATO
まとめ
ローマ字って生活の中に溶け込んでいて、見かけても違和感を感じません。
私は氏名や会社名なんかをローマ字で表記することが多いので、自分のはともかく、相手のものを間違えたら失礼になってしまいます。なので念のためにネットで確認することが多いんです。
今回、自分で記事をまとめたので、色んなネットで確認することなく、この記事を見れば良いことになりました!
私が書いている簡単ビジネス文書シリーズも同じように使ってるんです。
ふと、時候の挨拶を調べたい時に、自分の記事を見ればOK!これが便利なんですよ。
外出先でもスマホで簡単に確認できますし。
自分がちょくちょく確認することを記事にする。
これもブログの便利な使い方だな~と実感しています!