簡単ビジネス文書!「時候の挨拶」に悩んだらこれを使ってみてはいかがですか?

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ビジネス文書の書き出しでよく使われるものが、時候の挨拶です。友だちとのメールのやりとりや手紙のやりとりではまず使いません。

ビジネス文書らしさを演出するためには、書き出しが大切なんですよね。

前回は私がおすすめする万能な書き出しの事例を紹介しました。

 参考  簡単ビジネス文書!「ご清栄」「ご盛栄」「ご清祥」どれを使うのが一番いいの?

仕事柄、ビジネス文書を書くことが多いんです。 ものすごく堅苦しく書くこともたまにはありますが、普通はほどほどの文章にしています。 堅苦...

今回は書き出しには欠かせない、時候の挨拶の事例を紹介したいと思います。

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時候の挨拶とは?

仕事の手紙やメールなどで、いきなり本題に入る前にやっておく大事なことがあります。
それが前回紹介したような相手を気遣う言葉を添えることです。

ますますご清栄のことと・・・ってやつですね。

これだけで文章がぐっと引き締まるんです。

ここに、季節に応じた挨拶を入れると、更に文章が丁寧になります!

そういう季節を感じさせる挨拶が『時候の挨拶』です。

私が良く見かけるパターンは、

1.〇〇の候~

2.〇〇のみぎり~

3.〇〇折柄~

という文章です。

実際に私が書くときに良く使うのは1のパターンですね。
2と3のパターンはほとんど使いません。

そして時候の挨拶は『月』によって書く言葉が変わります。

例として書くと、今は5月ですのでこんな感じです。

新緑の候 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。」

私、5月は大体、『新緑の候』です。
というか、1月ならあれ、2月ならこれって感じで決めてるんですね。

でも、今年はそんなに暑くないのに、この時候の挨拶はちょっとな~、というようなものもあったりしますので、2つずつ決めてます。
よっぽど、そのときの季節感と違わない限り、そのどちらかを使ってますね。

私が決めてる時候の挨拶をずらっと紹介しておきたいと思います。

「頭語」と「結語」も決めておきましょう。

ビジネス文書だけに限らず、改まった文章を書くときには、「頭語」「結語」を使うことが多いです。

自分が良く使う「頭語」と「結語」も決めておきましょう。

時候の挨拶は頭語の後にきますからね。

私が通常使う頭語は『拝啓』で、その結語は『敬具』です。

この「拝啓~敬具」のパターンは使いやすいですね。
少し丁寧なビジネス文書を書くときに、良く使うパターンです。

頭語と結語に関しては、こちらの記事で詳しく、簡単にまとめています!

 参考  簡単ビジネス文書!「拝啓」「敬具」や「謹啓」「敬白」。頭語と結語を上手に使おう!

時候の挨拶には頭語と結語は欠かせませんので、ご参考として後ほど是非お読み下さい。

私が使う時候の挨拶の例

さて、それでは1月から12月まで、私が良く使う時候の挨拶を紹介します。

色を付けている方を使うことが多いですね。

1月

新春の候

寒冷の候

2月

向春の候

厳寒の候

3月

早春の候

陽春の候

4月

春陽の候

春暖の候

5月

新緑の候

青葉の候

6月

向暑の候

長雨の候

7月

盛夏の候

大暑の候

8月

残暑の候

晩夏の候

9月

初秋の候

新涼の候

10月

清秋の候

秋涼の候

11月

晩秋の候

向寒の候

12月

歳末の候

霜寒の候

こんな感じです。

暑さ、寒さに関係なく、どちらでも使えそうなものを主に使ってますね。

月の初めに出す文書と、月の終わりに出す文書で変えることもあるけど、基本的には色が付いてるやつを使ってます。

まとめ

今回は私が良く使う時候の挨拶と、頭語と結語の紹介でした。

1月の文書として1つ例文を書いてみます。

「拝啓 新春の候 貴社益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。」

『拝啓』で始めたので、もちろん締めは『敬具』になります。

これだけで少しは立派なビジネス文書に見えますよね。

お気軽に使って見てはいかがでしょう。

ビジネス文書の文例やポイントを紹介した記事を一覧で見れるようにまとめました。
今後も記事が増えるたびに追加していきますので、是非ご参考にしてください。

 まとめ  簡単ビジネス文書!実用的な文例やビジネス文書のポイントをまとめました!