タイトルを見ると自分の話だと誤解されてしまいますね。
私ではなく妻の話です。
妻は小さい頃からアトピー性皮膚炎で、現在に至るまで完治しておりません。
今までに色々な治療を試したそうですが、症状が和らぐ時期もあれば、悪化する時期もある、その繰り返しです。
私たちの披露宴のときは、「肌の調子が良いといいな。」と悩んでました。
そういうことで悩める時期は軽い方で、ひどい時期はほぼ動けないぐらいの状態になります。
結婚して、一番ひどい時期は大学病院に入院したこともありますね。
最近、アトピーの治療で評判の良さそうな病院に行き始めました。
そこで「ネオーラル」という薬を処方されたんです。
妻と一緒にネットで調べてみて、友人の薬剤師にも聞いてみたのですが、なかなか強い薬です。
当然、副作用もあります。
自分の事ではないので、当事者としての文章は書けませんが、夫として感じることを書いてみました。
今まで試したアトピーの治療について
アトピー性皮膚炎の治療ということで、素人の私が思いつくのはステロイドを使った治療です。
でもリバウンドが大きいなんていうことも聞きます。
妻も結婚前はステロイドによる治療を受けてきたそうですが、今は脱ステロイド(いわゆる脱ステ)を目指してます。
今まで受けた治療や薬、食品などを記憶の限り、思い出してもらいました。
・ステロイド
・プロトピック
・なた豆茶
・ルイボスティー
・SS-7
・ポロンポロン
・三通茶
・サメミロン
・整体・カイロプラクティック
・ナローバンドUVB
他にもあるそうですが、思い出せないみたい…
こんな感じで色々と試してきたのですが、アトピーの症状は一進一退で、根治には至っておりません。
ネオーラルって大丈夫なのか?
そして、最近になって新しく通院し始めた病院から処方されたのが、ネオーラルという薬です。
どういう薬なのかはノバルティスファーマのホームページから引用します。
ネオーラルは免疫にかかわるTリンパ球に作用し、異常な免疫反応を抑える
飲み薬です。もともと腎移植や骨髄移植などに使用するために開発された、
免疫を調整するお薬で、現在ではネフローゼ症候群や重症筋無力症、皮膚の
病気では乾癬に使用され、世界中の多くの国で使われています。
また、アトピー性皮膚炎にも、免疫にかかわるTリンパ球が作用していること
が知られていますので、ネオーラルはアトピー性皮膚炎にも効果があります。ノバルティスファーマ株式会社
「成人アトピー性皮膚炎とネオーラル」より
う~ん、正直内容は私では理解できませんが、アトピー性皮膚炎に効果があることは、明言されていますね。
続いて副作用について引用します。
まれに下記のような症状があらわれることがあります。
これらの症状が出た場合は、主治医や薬剤師にご相談下さい。副作用の自覚症状
皮膚症状 毛包炎、多毛、にきび、発疹
消化器症状 吐き気、胃のむかつき、上腹部の痛み
腎機能低下 尿量減少、むくみ、疲れやすい
肝機能低下 疲れやすい、食欲不振、手や白目が黄色くなる
神経症状 けいれん、手足の震え、意識障害、視覚障害
その他 歯ぐきの腫れ、発熱、息苦しい、鼻咽頭炎(かぜ症状)、口の
渇き、出血傾向、めまい、筋肉の痛みやこわばり、脱力感、リ
ンパ節腫脹、呼吸困難、頭痛ノバルティスファーマ株式会社
「ネオーラル服用上の注意点」より
このように製薬会社のホームページでも、複数の副作用について触れてあります。
ネオーラル、シクロスポリンという単語で調べたそのほかの情報も含めて、気になるところをまとめてみました。
1.免疫抑制剤であること。
2.妊娠中、授乳中は使用しないこと。(催奇形性もある?)
3.抵抗力が落ちるので感染症などに要注意。
4.腎臓、血圧への影響を調べるために定期検査が必要。
5.飲み合わせに注意が必要。(グレープフルーツなど)
私が心配する5項目です。
効き目があると思われる強い薬だけに、副作用のことを理解せずに服用するのは怖いですね。
まとめ
薬を処方されるときに、医師から説明を受けてきていますが、ネットに出ている情報はなかなか不安になるものが多いです。
夫としては「効き目があるのなら、すぐに飲んだ方がいいよ。」とは簡単に言えません。
でも、アトピーで悩んでる妻に「飲まないほうがいいよ。」というのも悩むんです。
結局は2人で話し合って、薬を飲むのは見送ることにしました。
次の診察日が決まっているので、そのときにもう一度、薬の説明を聞くこと。
また、その薬を飲んだ後の治療方針まで聞いて、納得してから服用するようにしよう、という結論になりました。
そして、その診察日に妻が先生と話してみたところ、
薬を使わずに治るのであれば、それが一番いいんです。
今、症状が治まっているのであれば、ネオーラルを飲む必要はありません。
ということになったそうです。
現在、薬を使わずに行っている治療法があるのですが、それを継続していくことになりました。
その治療法が妻に合っているか、結果的にどうなるかは不明なところもありますが、本人は「薬に頼らない今の治療法を続けてみる!」とやる気いっぱいですので、しばらくは様子を見ていきたいと思います。
改善しました!
治りました!
という記事が書ければ最高なんですけどね!