インフルエンザにかかったらどのくらい休めばいいのか?周りにうつさないことが大事です。

シェアされると喜びます♪

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

毎年寒い時期になると、インフルエンザが流行します。

インフルエンザは風邪じゃありません。インフルエンザウイルスによって発症する感染症なのです。

甘くみていると重症化することもある怖い病気なんですよ。

しっかりと予防することが大切ですし、かかってしまったら、きちんと治すことと周りの人にうつさないことが大事です。

今回は、インフルエンザにかかった場合、どのぐらい休めばいいのかについて、まとめてみたいと思います。

スポンサーリンク
簡単デイズ336

インフルエンザとは。

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスが原因で起こる急性感染症です。

寒い時期になると毎年のように流行します。例年11月~12月ころから発生しはじめます。そして1月~3月でピークを迎えて、それ以降は温かくなるとともに、収束していくパターンです。

主な症状。

主な症状は、38℃以上の高熱、筋肉や関節の痛み、高熱から起こる悪寒、強い倦怠感などです。風邪と同じような咳や鼻水の症状もありますから、最初はインフルエンザと気づかないことも多いですね。

私の経験上では、風邪とは違うだるさ、倦怠感があります。そしてとにかく全身が痛い。筋肉か関節か分からないけど痛いですね。あとは高熱と悪寒もひどい。風邪とは全く違います。なんとなく分かるんですよね。あっ。これは風邪じゃない。インフルだな・・・と。

幼児や高齢の方は重症化することもありますので、必ず病院を受診しましょう。家で市販薬を飲んで治そうと思ってもダメです。

感染と予防。

感染経路は主に飛沫感染です。咳やくしゃみなどでうつるということです。
つまり、効果的な予防方法は、うがい、手洗い、マスクの着用というわけです。

うがいは医学的に根拠がないようですね。ウィルスが体内に侵入するまでの時間が短いので、うがいでは取り除けないという理由のようです。うがいは喉がスッキリして気持ち良いですけどね。

私はインフルエンザと風邪の予防として、うがい、手洗い、マスクの着用は実行しています。
ちなみにインフルエンザの予防接種は一度もしたことがありませんが、ここ数年はインフルエンザにかかっていませんね。

休んだ方が良い期間。

今回のメインテーマはこれです。社会人として気になるのは、かかってしまったらどれぐらいの期間を休むべきかということです。これはきちんとした目安があります。

インフルエンザ発症後5日間、かつ解熱後2日間を休むことです。

会社にとっては、感染が拡大することを防がなくてはいけません。社内もそうですが、取引先などの社外の人にも迷惑をかけられません。

ですので、社内の規程やルールとして、上記の期間を休むように指導すべきだと思います。
そして社員も、自分自身の療養と他人にうつさないために、しっかりその期間を休むようにしましょう。

ちなみにこの目安は厚生労働省のホームページに書いてあるんです。

Q.17: インフルエンザにかかったら、どのくらいの期間外出を控えればよいのでしょうか?

一般的に、インフルエンザ発症前日から発症後3~7日間は鼻やのどからウイルスを排出するといわれています。そのためにウイルスを排出している間は、外出を控える必要があります。

排出されるウイルス量は解熱とともに減少しますが、解熱後もウイルスを排出するといわれています。排出期間の長さには個人差がありますが、咳やくしゃみ等の症状が続いている場合には、不織布製マスクを着用する等、周りの方へうつさないよう配慮しましょう。

参考までに、現在、学校保健安全法(昭和33年法律第56号)では「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで」をインフルエンザによる出席停止期間としています(ただし、病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めたときは、この限りではありません)。

-厚生労働省ホームページ「インフルエンザQ&A」より-

この期間をしっかりと休んで、出勤してからもマスクの着用をするのがマナーだと思います。

出勤日の考え方。

正確に発症した日が分からないこともあると思います。病院で診断された日が発症した日と一致するわけでもありません。ちょうど日付が変わるぐらいの時間に発症したりして、何日休んだらいいのかな?なんて迷うこともあるかも。

感染拡大を防ぐ意味から、長めに休むことが大事です。

具体的な日数を考えて見ましょう。

発症したのが1日とすれば、2日から6日までの5日間を休んで、7日から出勤することになります。ここで注意が必要なのは、発症後5日間、かつ解熱後2日間のところ。

仮に6日の日に熱が下がったのであれば、7日と8日を休んで、9日から出勤することになります。逆に薬が効いて、発症後の1日目に熱が下がったとしても、それから2日間休んで出勤してはダメです。発症後5日間は休みましょう。

発症後5日間と解熱後2日間を比べて、長い方を休んで下さい。

まとめ

インフルエンザは風邪よりもはるかに症状が重く、重症化する可能性もある病気です。

きちんと治すことはもちろんのこと、周りの人にうつさないことが大切です。そのためには、「きちんと休む。」ということがとても大事です。

本人の意識も大事ですが、会社の体制がどうなっているのかがポイントですね。
インフルエンザぐらいで休むな!というような会社はリスク管理が全くできていません。

人手不足も休ませない理由にはなりません。社員は誰でも突然休む可能性があるのです。
そういうときのために、休んでも大丈夫な体制を作るのも会社の役目ですからね。

なかには、会社を休まないことが美徳だと思って出勤する人もいますから、そういう人は周りに迷惑をかけないために、きちんと休んで下さいね。